受け付け済み設定集
番号:002
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ここは沢山のLivly達が通う小中高一貫のLivly学園。
小学生から先生まで、皆、個性豊かな生徒・先生が通っている。
恋愛を楽しむ、友情を深める、頑張って汗を流す、平凡にすごす、皆やりたいこ
とはそれぞれだ。
今回はそんな生徒・先生の朝を少し見てみよう。
*
本日も快晴、いい天気。
うーん、と腕を空に向け伸びをしていた。
すると、後ろから声をかけられた。
「おはようございます、リンさん」
!
この声!と声に反応し、振り向く。
振り向くといつものように先生が歩いて来る、そして私を追い抜いて行く。
「先生!おはよ!今日もカッコイイです!」
私はいつもスタスタと歩いて行く先生の背中に言う。
そうすると先生はいつも振り返って、
「今日もありがとうございます」
と、ニッコリ笑ってそう言ってくれるのだ。
ほんの数秒だけれども、ほんの三言だけれども、私には大切なのだ。
毎日これがあるからこそ、私は毎日幸せいっぱいで一日をスタート出来るのだ。
*
僕の一日の仕事は朝の生徒への挨拶から始まる。
僕と同じくらいにいつも早く登校している生徒がいる。
彼女は僕が駅を降りると必ず僕の前を歩いている。
僕は彼女の背中に挨拶をする。
「おはようございます、リンさん」
僕が声をかけると彼女は振り返ってくれる。
そして僕が彼女を追い越すと、彼女は僕の背中に返してくれる。
「先生!おはよ!今日もカッコイイです!」
僕は振り返って笑顔で言う。
「今日もありがとうございます」
そうすると彼女はまるで世界中の人達の幸せまでもを手に入れたかのように満面の笑みを浮かべる。
朝の挨拶、ほんの数秒、だけれども僕には必要不可欠なんだ。
「先生!おはよ!今日もカッコイイです!」
カッコイイなんて言ってくれるもんだから変な勘違いを少ししてるかもしれない。
けど、僕の背中にかけてくれる彼女のその言葉が僕の背中を押す。
彼女のその言葉で今日も一日頑張れる。
*
僕は毎日早起きをする。
早起きをすれば彼女に会えるから。
僕はいつも早く学校に行き、校門で彼女を待つ。
しばらくすると彼女が駅から降りて来るのが見える。
彼女はそのまま校門に向かい、僕の前を通り過ぎる。
だから僕はいつも彼女の背中に言う。
「おはよう!シュー姉ちゃん!」
すると彼女は必ず振り向いてくれる。
そして僕に笑顔で返してくれる。
「おはよう、ホンディエくん」
その瞬間、僕の胸は幸せでいっぱいになる。
短い時間、たったの二言、それだけのために早起きをする。
だけど、僕にはその早起きはなくてはならないものなのだ。
彼女の一言で僕は、今日も頑張ろう、と思えるのだ。
*
私には毎朝ちょっとした楽しみがある。
彼は私が駅から降りて学校へ向かうと、いつも校門の前にいる。
私は彼の前を声をかけずに通る。
彼は私が彼の前に来ても私に声をかけてはくれない。
だから私は彼にちょっとだけ意地悪をする。
彼の前を通る、もうすぐ、あとちょっと。
「おはよう!シュー姉ちゃん!」
ほらきた。
彼は必ず声をかけてくれる。
私は振り返り、彼に返す。
「おはよう、ホンディエくん」
すると彼は毎回、一瞬驚き、そして笑顔になる。
そんな短い時間、会話は二言。
でも、私にとっては必要不可欠な毎朝の楽しみ。
彼の笑顔で私は今日も頑張れる。
*
私は毎朝、誰よりも早く学校へ行く。
先生よりも、リンお姉ちゃん、シュショテお姉ちゃん、ホンお兄ちゃんよりも早く学校へ行く。
私は早く学校へ行き、玄関で待つ。
しばらくすると皆がやってくる。
まずは先生、次にリンお姉ちゃん、その次にシュショテお姉ちゃん、最後にホンお兄ちゃん。
皆、笑顔でやってくる。
私は一人一人に「おはよ!」って挨拶する。
すると皆私に笑顔で返してくれる。
「おはようございます」「おはよ!」「おはよう」「おはよう!」
そして皆それぞれ自分の場所へと向かって行く。
私は4つの幸せを手に入れた。
自分も合わせて5つ、皆の幸せを分けてもらった。
皆のおかげで、私は毎日幸せいっぱいですごす事が出来る。
これからも、ずっと、ずっと、皆が笑顔で幸せでいられますように。
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